東陽EMCエンジニアリング、電波法に規定された高周波利用設備の設置申請代行サービスを提供開始

サービス提供の背景

EMC(電磁環境両立性)試験の一種であるイミュニティ試験(電子機器の外部からの電気的ノイズに対する耐性を評価する試験)では、10kHz以上の高周波を利用する機器が使用されることがあります。これらの機器は電波法第100条において「高周波利用設備」と定められています。

2025年6月、総務省は高周波利用設備の一層の安心・安全な利用促進を図るため、「各種イミュニティ試験設備の電波法における扱いについて」を公表しました。この伝達により、高周波出力が50Wを超えるイミュニティ試験設備は、設置場所を管轄する総合通信局または総合通信事務所に申請し、総務大臣の許可を得ることが義務付けられていることが明確化されました。

サービス概要と東陽EMCエンジニアリングの実績

東陽EMCエンジニアリングは、電波半無響室を備えた計測センターを国内3か所(つくば、川崎、兵庫三田)に保有し、情報通信機器、車載機器、医療機器など幅広い製品分野でEMC試験サービスを提供しています。また、お客様先で電磁ノイズ測定を行うオンサイト測定も手掛けており、イミュニティ試験設備を含む高周波利用設備の測定に関して数多くの実績があります。

屋外での電波測定の様子

総務省からの伝達以降、東陽EMCエンジニアリングは、お客様への設置申請の確認や、法令適合の証左となるさまざまなデータを取得するための測定サービス提供に積極的に取り組みました。この度、お客様の設置申請作業をさらにサポートするため、行政書士と連携し、設置許可の申請代行サービスの提供を開始しました。これにより、測定から申請手続きまでをワンストップで対応できる体制が整いました。

サービス詳細

  • 内容: 高周波利用設備における設置許可に必要なオンサイト測定と申請代行サービス

  • 提供開始日: 2026年1月30日

  • 費用: ご依頼内容に応じて個別見積もり

今後の展望

東陽EMCエンジニアリングは、主にイミュニティ試験を実施可能な電波半無響室やシールドルームを保有する事業者・団体に対し、要望に応じて測定サービスと申請代行サービスを提供します。また、株式会社東陽テクニカにおいても、イミュニティ試験設備の導入を検討するお客様に対しては、試験機器の提案に加え、本サービスを組み合わせた提案を行う予定です。将来は高周波利用設備の申請測定を含めたオンサイト測定でのシェアNo.1の獲得を目指すとともに、電波法の法令遵守を支援・促進し、安心・安全な試験環境の実現に貢献します。

株式会社東陽EMCエンジニアリングについて

東陽EMCエンジニアリングは、電波半無響室を備えた計測センターを国内3か所に保有し、EMC試験などの測定サービスやEMC対策支援、オンサイト測定、測定器校正、海外認証取得支援サービスなどを手掛けています。校正においてはA2LAより認定を受けた高精度なサービスを展開しています。
株式会社東陽EMCエンジニアリング Webサイト:https://tee.toyo.co.jp/

株式会社東陽テクニカについて

東陽テクニカは、“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新を推進しています。脱炭素/エネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティ、ライフサイエンス、量子ソリューションなど多岐にわたる事業分野で、最新計測ソリューションを提供し、自社製品開発にも注力しています。新規事業投資やM&Aによる成長戦略のもと国内外事業を拡大し、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献します。
株式会社東陽テクニカ Webサイト:https://www.toyo.co.jp/