複数回線を集束し安定通信を確保する仮設インターネット回線「MobiBox-Mini」の提供を開始

現場における通信トラブルの現状

イベント会場、学会、映像配信現場、工事現場など、様々な現場において通信環境の確保は不可欠です。しかし、「会場の回線が遅すぎて配信が成立しない」「固定回線工事が間に合わない」「人が集中しすぎてLTEが使いものにならない」といった通信トラブルに直面するケースが少なくありません。

MobiBox-Mini

LTE・5G時代でも「現場でつながらない」理由

LTEや5G、衛星通信の普及により通信環境は大きく進化しましたが、実際の現場では以下の理由から業務に耐える通信が確保できないことがあります。

  • 山間部・沿岸部・地下空間など、電波条件が厳しい環境

  • 展示会・学会・スタジアムなど、人が集中し基地局が輻輳する環境

  • 短期間・突発的な開催で、固定回線工事が現実的でないケース

トンネル建設現場
展示会会場
建設現場

こうした現場では、「固定回線ほどではないが、業務・配信に使える“確実な通信”が必要」という課題が多く発生しています。

従来の通信手段が抱える限界

これまでの現場での通信手段には、以下のような制約がありました。

  • 衛星通信: 設置環境や天候、遮蔽物の影響を受けやすい

  • 5Gルーター: エリア外では性能を発揮できない

  • ポケット型ルーター: 帯域不足で業務・配信に不向き

  • 単一キャリア回線: 圏外や障害発生時に通信が途絶えるリスクがある

これらの制約により、通信が原因で現場が停止する事態が発生することもありました。

複数回線を束ねて“使える”通信を「MobiBox-Mini」

タケショウ株式会社は、国内4キャリア(docomo、au、SoftBank、Rakuten)の計7回線のLTE通信を同時に束ねて1本化することで、通信の安定性と帯域を確保する持ち運び可能な仮設インターネット回線「MobiBox-Mini」を開発しました。

MobiBox-Mini本体
MobiBox-Miniを手に持つ
MobiBox-Miniと付属品

複数回線を集束することで、通信が混雑しやすい時間帯や場所でも安定性を確保しやすくなります(速度は利用環境・時間帯によって変動します)。

MobiBox-Miniの主な特長

  • 国内4キャリア・計7回線のLTE/マルチキャリア構成

  • 容量無制限・大容量のデータ送受信が可能(有線LAN/無線LAN接続)

  • 電源を入れるだけで利用可能(専門的なネットワーク知識不要)

  • 短期・スポット利用に対応(数日単位からレンタル可能)

  • 現場利用を前提としたレンタルモデル

タケショウ株式会社は、山間部・海岸部など通信環境が厳しい場所に設置された自動販売機上での公衆無線LANサービスを15年以上全国で運用してきた実績があり、その過酷な現場運用で培った知見が本サービス設計に反映されています。

想定される利用シーン

  • イベント・催事

    • 展示会・見本市・屋外イベント

    • 期間限定ショップ

    • 受付/決済/運営本部用通信

  • 学会・研究会・シンポジウム

    • オンライン/ハイブリッド開催

    • 登壇者用・運営本部用通信

    • 展示ブース用回線

  • 映像配信・中継・撮影現場

    • ライブ配信・イベント中継

    • ロケ撮影・仮設スタジオ

  • 工事現場・仮設事務所

    • 現場立ち上げ初日からの通信確保

    • 施工管理・クラウドサービス利用

    • 監視・遠隔確認

講義室
監視カメラ
トンネル工事現場

幅広いご相談への対応

現場環境の通信に不安がある、固定回線工事が間に合わない、配信トラブルに備えたバックアップ回線が欲しい、数日間だけ安定した回線が必要、1ヶ月以上の長期現場で利用する可能性がある、といった多様なニーズに対応可能です。企画段階や下見段階での相談、突発的な案件についても柔軟に対応します。

今後の展開

今後は、実際の利用現場における具体的な活用方法や導入事例を順次発信し、現場ごとの通信課題解決を継続的に支援していく予定です。

サービス詳細・お問い合わせ

「MobiBox-Mini」の詳細およびお問い合わせは、以下のサービスサイトをご参照ください。

会社概要