仕事や家事ができても疲れ切っているのは「かくれうつ」かも?コロンビア大学精神科医が解説する『かくれうつ』の根源と5つの解決法

仕事や家事ができても心身が疲れ切っているのは「かくれうつ」の可能性

仕事や家事を滞りなくこなせるにもかかわらず、心身が疲れ切っている状態は「かくれうつ(HFD:High Functioning Depression)」である可能性があります。株式会社飛鳥新社は、この「かくれうつ」の根源と解決法を詳述した書籍『かくれうつ どう知って、どう抜け出すか コロンビア大学の精神科医が教える5つの方法』(ジュディス・ジョセフ・著 鹿田昌美・訳)を2026年1月23日に発売しました。

書籍『かくれうつ』表紙

精神科医の藤野智哉氏は、本書について「病気であろうとなかろうと自分がしんどいという事実は受け止めてあげていい。頑張りすぎのあなたが読むべき1冊」と推薦の言葉を寄せています。

精神科医・藤野智哉氏の推薦文

「かくれうつ」とは

「かくれうつ(High-functioning Depression:HFD)」とは、何でもできてしまう有能な人ほど陥りやすい精神疾患を指します。かくれうつの人のほとんどは、自身がその状態にあると気づいていないと指摘されています。人生から喜びが奪われていることを完全に把握しておらず、漠然と「何かおかしい」と感じていても、どうすれば良いのか分からないケースが多いようです。

かくれうつに関する説明と自己診断チェックリスト

以下の項目に一つでも当てはまる場合、かくれうつの可能性があるかもしれません。

  • 将来や現状に対する絶望感に苦しんだことがある

  • 趣味や活動に興味を失っている

  • 他人に助けを求めることを避けがち

  • 自分の能力不足を感じたり、罪悪感に圧倒される

書籍で紹介される「かくれうつ」からの回復方法

本書では、かくれうつであっても大丈夫であるというメッセージとともに、簡単に実践できる対応策が紹介されています。

リラックスする様子を示すイラスト

【対応策の一部】

  • 自分にお花を贈る

  • パズルをする

  • 目的もなく、ゆっくりとドライブする

  • 罪悪感なく、昼寝をする

  • 美味しいコーヒーやワインを飲む

書籍『かくれうつ』表紙とメッセージ

まずは、自分が「かくれうつ」であることに気づくことが回復への第一歩とされています。

書籍の目次

本書は、かくれうつの根源を探るPart1と、5つのVで心身を癒すPart2で構成されています。

Part1 かくれうつの根源

  • Chapter1 本当の自分に出会う準備はできていますか?

  • Chapter2 トラウマ 私たちが背負う重荷

  • Chapter3 無快感症 自分が不幸だと気づいていますか?

  • Chapter4 マゾヒズム なぜ私は自己破壊してしまうのでしょうか?

Part2 5つのVで癒す

  • Chapter5 承認 Validation

  • Chapter6 発散 Vending

  • Chapter7 価値観 Values

  • Chapter8 バイタルサイン Vitals

  • Chapter9 ビジョン Vision

  • Chapter10 5つのVで自分を癒し続ける

付録

  • Appendix A かくれうつのトラウマ尺度

  • Appendix B バイタルを高める

  • Appendix C 「デジタル使用チェック」をしましょう

著者・訳者プロフィール

著者:ジュディス・ジョセフ(Judith Joseph)

医学博士(MD、MBA)であり認定精神科医。コロンビア大学ヴァゲロス医科大学の「Women in Medicine Initiative」議長、ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの小児・青年精神医学の臨床助教授を務めています。自身の研究室MBM(マンハッタン行動医学)の主任研究者として、小児、成人、老年、女性のメンタルヘルスに関する臨床研究を多数実施し、更年期のメンタルヘルス症状に対処するための「T.I.E.S.法」を開発しました。米国大統領府、アイビーリーグの大学、欧米のフォーチュン500企業などの著名機関で講師やプロフェッショナルスピーカーを務め、2024年にはPop Sugarの「ブラック・ヘルス・ヒーロー」に選出されるなど、数々の賞を受賞しています。現在、コロンビア大学とニューヨーク大学で医師と医学生向けの医療メディアの講座を担当しています。

訳者:鹿田昌美(しかた・まさみ)

国際基督教大学卒。女性と家族を主なテーマに、幅広い分野の翻訳を手掛けています。主な訳書にヘフィントン『それでも母親になるべきですか』(新潮社)、ゴールディン『なぜ男女の賃金に格差があるのか』(慶應義塾大学出版会)、ドラッカーマン『フランスの子どもは夜泣きをしない』(集英社)など多数。著書に『翻訳者が考えた「英語ができる子」に育つ本当に正しい方法』(飛鳥新社)があります。

書籍情報

『かくれうつ どう知って、どう抜け出すか コロンビア大学の精神科医が教える5つの方法』は、以下のリンクより詳細をご覧いただけます。

Amazon.co.jp