Airbnbコミュニティ基金、世界130超の非営利団体に約1000万ドルを寄付 日本では地域社会と次世代育成に貢献
Airbnbコミュニティ基金の概要
Airbnbコミュニティ基金は、地域社会とそこに暮らす人々を直接支援するため、2020年に設立された1億ドル規模のプログラムです。設立から5年目となる今年は、世界25の国と地域で活動する130以上の団体が助成金を受け取ります。
助成金は、以下の4つの主要課題に取り組む団体に提供されます。
-
経済力強化
-
持続可能な地方地域観光
-
環境の持続可能性向上
-
虐待と搾取の撲滅
これらの課題は、Airbnbのホストコミュニティと深く結びついており、ホストアドバイザリーボードのメンバーが選定プロセスに参加し、ホストの視点が反映されています。詳細については、以下のAirbnb公式ニュースから確認できます。
Airbnb Community Fund donates nearly $10M to 130+ nonprofits globally
日本における支援団体
日本においては、地域社会や次世代の育成に貢献する以下の6団体が2025-2026年の助成金提供先に選定されました。
-
NPO法人 DxP:孤立や困難に直面する若者への居場所提供やオンライン相談を支援。
-
NPO法人 みどりのゆび:フットパス活動を通じた緑地保全、まちづくり、里山農業支援、環境教育を実施。
-
認定NPO法人セカンドハーベスト京都:京都府を中心に食料支援を展開。
-
NPO法人福岡ビルストック研究会:老朽化したビルの再生活用に関する普及・啓発、調査・研究、情報提供、教育活動を実施。
-
認定NPO法人みかんぐみ:医療的ケアや重度心身障害のある子どもとその家族を支援。
-
NPO法人おきなわグリーンネットワーク:沖縄の赤土等流出防止対策活動を行う。
東京Airbnbホストコミュニティリーダーの石川健さんは、NPO法人みどりのゆびを推薦した理由として、「世界を代表する大都市東京で緑地を守っていくために『歩く』という非常にシンプルな方法で解決を図ろうとすることに感銘を受けました。マップを作成し、ウォーキングを実施することで人々の交流を促し、自然との調和を前提にしたまちづくりに30年以上取り組んでおり、そこに強い信念と一貫性を感じたのが推薦した理由です。名所に頼らない観光が多様な魅力を生み出し、地方創生やオーバーツーリズムの解消にもつなげられると考えています。」とコメントしています。
過去の支援事例
過去にコミュニティ基金で支援された団体の活動事例として、以下が挙げられます。
-
キリンこども応援団:大阪のホストコミュニティリーダーの協力のもと、高校生が主体となって民泊の企画・運営を行う教育的取り組みを展開しました。民泊施設「Compass」はAirbnbで最高の評価を獲得し、次世代育成や地域との接点を生み出す新しい活用事例として注目されました。
-
一般社団法人RCF:能登半島の復興支援活動の一環として、奥能登芸術祭の復活に貢献しました。芸術祭のアート作品修繕費用や、能登の活動に関するウェブサイト(https://oku-noto.jp/)のリニューアル、滞在場所づくりなどを支援し、地域の活性化と文化の継承に貢献しています。
2025~2026年度のAirbnbコミュニティ基金の助成金は、2025年11月から2026年3月にかけて分配されます。Airbnbは、Goodstackを含む助成金贈呈パートナーと連携し、円滑な分配手続きを進めています。
Airbnbについて
Airbnbは、2007年に2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えたことから始まりました。現在では、500万人を超えるホストが世界中のほぼすべての国と地域で20億回以上のゲストを迎えています。ホストは、ユニークな宿泊先や特別な体験を提供し、ゲストが地域や人々とのつながりを感じられる機会を創出しています。詳細については、Airbnb公式ウェブサイトをご覧ください。


