Casley Deep Innovations、データ適正消去実行証明協議会(ADEC)に参画し、データ消去の確実性を追求
データ適正消去実行証明協議会(ADEC)について
データ適正消去実行証明協議会(ADEC)は、クラウドやホスティング環境におけるデータ消去の透明性と確実性を確保する目的で設立された団体です。データ削除が事業者任せになりがちな現状に対し、消去実行を第三者の立場で証明する枠組みを整備・推進しています。ADECはCE-C認証制度を通じて、企業が客観的にデータ消去完了を示せる環境を構築し、データ主権の確立、IT監査対応、内部統制・コンプライアンス強化への貢献を目指しています。

詳細はADEC公式サイトで確認できます。
クラウドにおけるデータ消去の不確実性
近年、クラウドサービスやホスティングの利用が拡大し、企業の重要データは物理的な自社管理環境から外部環境へと移行しています。しかし、多くのクラウドサービスは複数ユーザーによる共用環境で構成されており、自社データが物理的にどこに保存されているかを利用者が直接把握することは困難です。
また、可用性確保のためのレプリケーション(自動複製)により、データは複数箇所にコピーされますが、それらがどのように保存・削除されるのかは利用者からは見えづらい構造となっています。占有型クラウドやホスティング環境においても、最終的なデータ削除は事業者への依頼に委ねられており、「確実に消去された」という客観的な証明を利用者が得ることは容易ではありません。このような状況は、意図せずデータが保持されることによる盗聴・検閲・漏洩等のリスクをはらむほか、企業が自社のデータすら消すことができない「データ主権の喪失」につながる可能性があります。これは、外部の顧客やステークホルダーからの信頼を損ない、企業経営におけるリスク管理やコンプライアンスの観点から極めて重要な問題とされています。
CE-C認証取得に向けた取り組みの加速
Casley Deep Innovations株式会社は、ADECが推進するCE-C認証制度の趣旨に賛同し、認証取得に向けた体制整備およびプロセス高度化を進めています。
具体的な取り組みは以下の通りです。
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データ消去プロセスの標準化・可視化
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消去実行ログの整備および管理体制の強化
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第三者証明取得に向けた内部統制の整備
これらの推進により、客観的かつ監査可能なデータ消去体制の確立を目指します。認証取得後は、データ消去の客観的・第三者的証明、監査・ガバナンス対応の強化、顧客・取引先への説明責任の明確化を実現し、クラウド時代に求められる透明性の高いデータ管理基盤を提供していくとしています。
分散ストレージが実現する「構造的なデータ主権」
Casley Deep Innovations株式会社が推進する分散ストレージ技術は、データを複数の断片へ分割し、分散管理するアーキテクチャを採用しています。この構造により、一部のデータ断片を削除するだけで復元不能な状態を実現できるため、構造的に確実なデータ消去が可能となります。これは、利用者が自らのデータを主体的にコントロールする「データ主権」の実現において、重要な特性であると考えられます。同社は今後も、データ消去の確実性とデータ主権を両立する基盤技術として分散ストレージの社会実装を加速し、安全・安心なデジタル社会の構築に貢献するとしています。
Casley Deep Innovations株式会社について
Casley Deep Innovations株式会社は、代表取締役の砂川 和雅氏が率いる企業です。ディープテック領域のシステム開発やプロダクト開発事業、web3.0、XR、AI、画像解析などの先端技術領域に関する研究開発・コンサルティング、プロジェクトイネーブルメント®事業を展開しています。


