量子技術分野の国際連携を強化へ Q-STAR、ジェトロ、G-QuATが協力覚書を締結
量子技術分野における国際連携促進に関する協力覚書を締結
一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)、日本貿易振興機構(ジェトロ)、国立研究開発法人産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)は、2026年3月5日、量子技術分野における国際連携促進に関する連携協力覚書を締結しました。

この覚書は、国内外の企業、研究機関、大学、行政機関などとの協業を促進することを目的としています。日本の量子分野におけるイノベーション創出、産業化の加速、エコシステムの高度化を図り、国際競争力の強化を共同で目指します。
これまでの取り組みと覚書締結の背景
三者はこれまでも、米国イリノイ州、マサチューセッツ州、コロラド州への量子ミッション派遣、米国の量子エコシステム紹介に関する取り組み、海外での国際会議への参画などを通じて、国際連携とネットワーク構築を進めてきました。今回の覚書締結は、これらの取り組みをさらに体系化し、国際共同研究、企業間協業、人材交流などを持続的かつ戦略的に発展させるための新たな枠組みとなります。
また、覚書締結に先立ち、三者は3月2日から5日にかけて北米の量子エコシステム関係者を対象とした訪日ミッションを共同で実施しました。このミッションでは、日本国内の研究機関や企業、関連拠点が視察され、日本の量子研究や社会実装に向けた取り組みに対する理解が深まりました。現場での意見交換や共同研究、事業連携の可能性に関する対話も活発に行われ、北米とのネットワーク強化および今後の協力機会創出につながる成果が得られています。
三者による主な取り組み
本覚書に基づき、三者は以下の取り組みを共同で推進します。
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国際共同研究の創出、海外拠点とのネットワーク構築
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量子技術分野の国際イベントやビジネス交流の開催
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日本企業の海外展開支援プログラムの共同実施
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海外の有望企業・研究機関の日本誘致に向けた活動
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グローバル人材交流の促進
近年、量子コンピューティング、量子センシング、量子通信といった量子技術は、次世代産業の基盤技術として世界的に研究開発および投資が加速しています。技術革新の加速、社会実装の推進、国際市場へのアクセス拡大のためには、国際的な枠組みのもとでの連携が不可欠であると考えられます。
各組織の役割と今後の展望
ジェトロはこれまで、海外企業の日本進出支援および日本企業の海外展開支援を担ってきました。G-QuATは量子・AI融合技術の研究開発推進に貢献し、Q-STARは産業界を中心に量子エコシステムの形成を主導してきました。今回の覚書締結を機に、三者はそれぞれの強みを持ち寄り、研究成果の社会実装促進や国際ビジネス機会の拡大に向けた取り組みを共同で加速していきます。


