戸建て意識調査:理想のデザインテイストは「シンプルモダン」が最多、約半数が「ホテルライク」に憧れ

調査背景

住宅の購入や選定において、間取りや性能だけでなく、住まいのデザインテイストへの関心が高まっています。人々がどのような雰囲気の家で暮らしたいと考えているのか、その理想を明らかにするため、株式会社NEXER Groupとクオレ・ホーム株式会社は共同で「理想のインテリア・デザインテイスト」に関するアンケート調査を実施しました。

調査概要

本調査は、事前調査で「一戸建ての住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女200名を対象に、インターネットアンケート形式で実施されました。

  • 調査手法: インターネットでのアンケート

  • 調査期間: 2026年8月12日 ~ 8月20日

  • 調査対象者: 事前調査で「一戸建ての住宅を購入したことがある」と回答した全国の男女

  • 有効回答: 200サンプル

  • 質問内容:

    1. 理想の住まいのデザインテイストとして、魅力を感じるものをすべてお選びください。(複数回答可)
    2. その中でも「最も理想に近いテイスト」を1つお選びください。
    3. そのテイストに惹かれる理由を教えてください。
    4. 「ホテルのようにくつろげる家(ホテルライクな家)」に魅力を感じますか。
    5. どのような要素があると「ホテルライク」だと感じますか。あてはまるものをすべてお選びください。(複数回答可)
    6. あなたが思う「ホテルライク」について具体的に教えてください。
    7. 来客時に「自慢したい・褒められたい」と思う家の部分・要素をすべてお選びください。(複数回答可)
    8. 来客時に「自慢したい・褒められたい」と思う家の部分・要素を具体的に教えてください。

調査結果

魅力的なデザインテイストは「シンプルモダン」が最多

まず、理想の住まいのデザインテイストとして魅力を感じるものを複数回答で尋ねたところ、「シンプルモダン」が44.5%で最も多く選ばれました。次いで「ナチュラル」が39.5%、「和モダン」が31.0%と続き、これら3つのテイストが他の選択肢を大きく引き離す結果となりました。

魅力的なデザインテイストの調査結果

装飾を抑えたすっきりとした空間、木のぬくもりを感じさせる自然な住まい、和の落ち着きを取り入れたスタイルが上位を占めており、一時的な華やかさよりも、長く心地よく過ごせる「暮らしやすさ」や「飽きのこない」デザインが求められている傾向がうかがえます。

最も理想に近いテイストも「シンプルモダン」が最多

次に、魅力を感じたテイストの中から「最も理想に近い」ものを1つ選んでもらった結果、ここでも「シンプルモダン」が34.0%で最多となりました。続いて「和モダン」が28.5%、「ナチュラル」が23.5%となり、この3つのテイストで全体の8割以上を占めています。

最も理想に近いテイストの調査結果

回答理由としては、「おしゃれで落ち着く」「シンプルで好みの雑貨が映える」「生活していて落ち着きそう」といった声が多く聞かれました。和モダンやナチュラルを選んだ回答者からも、「落ち着く」「長く住むのに適している」といった居心地の良さを重視する意見が目立ち、見た目の好みだけでなく、日々の生活における快適性や自分らしさを表現しやすい空間が重視されていることが示唆されます。

約半数が「ホテルライクな家」に魅力を感じる

近年注目される「ホテルライク」な住まいについて魅力を感じるか尋ねたところ、「とても魅力を感じる」(11.5%)と「やや魅力を感じる」(35.0%)を合わせ、46.5%が魅力を感じると回答しました。一方で、「あまり魅力を感じない」(38.0%)と「まったく魅力を感じない」(15.5%)を合わせると53.5%となり、魅力を感じる人と感じない人がほぼ半数に分かれる結果となりました。

ホテルライクな家への魅力の調査結果

この結果から、「ホテルライク」への憧れは根強いものの、全ての人が求めるものではないことがうかがえます。生活感を抑えた上質な空間を好む人もいれば、暮らしのぬくもりや実用性を重視する人もいるなど、住まいに求める価値観が多様であることが示されています。

「ホテルライク」だと感じる要素は「生活感のない空間」「上質な素材」

「ホテルライクな家」に魅力を感じると回答した人に、どのような要素があると「ホテルライク」だと感じるかを尋ねたところ、「生活感のない、すっきりと片づいた空間」と「上質な素材・質感」がともに54.8%で最も多く選ばれました。次いで、「ゆったりくつろげるリビング・寝室」(50.5%)、「落ち着いた色でまとめられた内装」(47.3%)、「広くゆとりのある空間・高い天井」(45.2%)が続きます。

ホテルライクだと感じる要素の調査結果

具体的なイメージとしては、「落ち着いたシックな色でまとめられ、部屋がすっきりしている」「高級感があり、シンプルであること」「物が必要最小限ですっきりとしてモダンな感じ」「非日常空間を味わいたい」といった意見が寄せられました。設備の豪華さよりも、空間全体の整然さや素材の質、色使いが「ホテルライク」の印象を形成していると考えられます。

来客時に自慢したいのは「リビング」が半数以上

来客時に「自慢したい・褒められたい」と思う家の部分や要素について尋ねたところ、「リビング」が51.5%と半数を超えて最多となりました。次いで「収納の多さ・すっきり感」(28.0%)、「玄関・エントランス」(25.0%)、「内装のデザイン・統一感」(24.0%)が続きます。

来客時に自慢したい家の部分・要素の調査結果

具体的な内容としては、「きれいなリビングを見せたい」「リビングを広くとっていること」「統一感のある家具」「キッチンの収納などをこだわったのでそこを褒められたい」などが挙げられました。家族だけでなく来客も集まるリビングが圧倒的に選ばれており、豪華な設備よりも、片づいて整った「気持ちよく過ごせる家」が評価される傾向にあることが示唆されます。

まとめ

今回の調査では、一戸建て購入経験者が理想とするデザインテイストとして「シンプルモダン」が最も支持される結果となりました。また、「ナチュラル」や「和モダン」も人気が高く、いずれも落ち着きや飽きのこないスタイルが重視されていることが明らかになりました。

「ホテルライクな家」には約半数の人が魅力を感じており、その要素として「生活感のない整った空間」や「上質な素材」が挙げられています。来客時に自慢したい場所としては「リビング」が半数を超えて最多となり、「収納の多さ・すっきり感」も上位にランクインしました。

これらの結果から、多くの人々が求めているのは派手さではなく、日々の生活を心地よく過ごせる、整然とした空間であると結論付けられます。理想の住まいづくりを検討する際には、単なる憧れのイメージだけでなく、長く暮らしても飽きずにくつろげる空間であるかを軸に、デザインテイストや間取りを選択することが推奨されます。

<記事等でのご利用にあたって>
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。