西日本・九州の広域観光サイト「西のゴールデンルート」に縦型コンテンツUI「storeeel」を導入、平均滞在時間が約1.5倍に伸長
「storeeel」導入の背景
観光情報サイトには多くの記事や画像が掲載されていますが、一般的なウェブサイトの構造では、ユーザーが目的の情報を探し、複数のページを行き来することが前提とされています。このため、魅力的な情報が存在しても、ユーザーがそれに気づかずに離脱してしまうという課題がありました。
特に、まだ訪問先を具体的に決めていない旅行者にとっては、検索だけでなく、偶然の「情報との出会い」が旅先決定の重要なきっかけとなります。この課題に対応するため、サイト内のコンテンツを拡充し、旅行者が西日本・九州の多様な魅力に直感的に触れられる閲覧体験を提供することを目指し、「storeeel」が導入されました。
縦型コンテンツUI「storeeel」による「出会い」の創出
「storeeel」は、Instagramのストーリーズやリールのような、ユーザーが日常的に慣れ親しんでいる縦型UIを既存のウェブサイトに追加できるSaaSプロダクトです。ウェブサイトを大規模にリニューアルすることなく、動画や画像を活用したストーリー型・リール型のコンテンツを実装できます。
「西のゴールデンルート」では、絶景、祭り、食、温泉、文化体験など、西日本・九州の魅力を縦型コンテンツとして発信しています。ユーザーはスマートフォン上でコンテンツを連続して閲覧でき、興味を持った観光地や体験について、詳細ページや関連情報へスムーズに移動できる導線が設置されています。これにより、情報閲覧だけでなく、旅の検討や地域内の回遊につながる設計が実現されています。
導入後の成果
「storeeel」導入後、「西のゴールデンルート」公式サイトの平均滞在時間は、導入前の約30秒から約47秒へ伸長しました。これは導入前と比較して約1.5倍の増加であり、縦型コンテンツによってユーザーがサイト内の情報に継続して接触する機会が増えていることが示唆されます。この数値は運用開始後の初期データであり、今後の運用状況により変動する可能性があります。
Storeeelは、ウェブサイトの成果を高めるためには、コンバージョンだけでなく、その前段階となる「情報接触量」を増やすことが重要であると考えています。これにより、これまで見られていなかった情報が閲覧され、地域の魅力をより深く理解してもらうことで、再訪問や詳細ページの閲覧、予約など、その後の行動につながるウェブサイト体験を目指しています。
「西のゴールデンルート」について
「西のゴールデンルート(Japan West Golden Route)」は、西日本・九州の自治体が連携し、各地域の観光情報を海外に向けて発信する英語版の広域観光サイトです。大阪や京都を中心とする従来のゴールデンルートだけでなく、西日本・九州に広がる自然、歴史、文化、祭り、食、温泉などの多様な観光資源を紹介し、訪日外国人旅行者の地方周遊や滞在促進を目指しています。本年度は柳川市が加わり、合計20自治体による取り組みとして展開されています。サイトの運用・保守、UX改善、AIO・SEO、コンテンツ制作および自治体との連携は、株式会社遊行が担っています。
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西のゴールデンルート公式サイト:https://west-goldenroute.jp/
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参考:株式会社遊行 発表「西のゴールデンルート」関連情報:https://yugyo.work/news/6o2gsj4adp
今後の展開
今後は、モデルルートや地域のブランディングコンテンツ、海外クリエイターによる現地取材記事など、サイト内コンテンツのさらなる拡充が予定されています。Storeeelは、株式会社遊行および関係自治体と連携しながら、各地域の魅力がより直感的に伝わる縦型コンテンツの活用を支援していく方針です。また、本取り組みを通じて得られた知見を活かし、自治体、DMO、観光施設、宿泊施設をはじめとする観光分野のウェブサイトにおいて、ユーザーと地域の新たな「出会い」を生み出す情報体験の提供を推進していくとのことです。
株式会社Storeeelについて
株式会社Storeeelは、ウェブサイトのコンテンツ体験を向上させるUI表示ツール「storeeel(ストリール)」の開発・販売を行っています。「Webサイトを、伝わる体験に。」を掲げ、従来の「ユーザーに情報を探してもらうサイト」から、「回遊する中で自然に情報が伝わるサイト」への転換を支援しています。観光、宿泊、EC、教育、採用、不動産、メディアなど、幅広い分野のウェブサイトで活用されています。


