日本人海外渡航者向けeSIMサービス「SkyeSiM」が203の国と地域へ対応拡大、購買データ分析で多様化するニーズに対応

対応エリア拡大の背景

日本人の海外渡航需要は、コロナ禍を経て回復傾向にあります。観光庁の統計によると、2025年の出国日本人数は1,473万人を記録し、日本政府観光局(JNTO)の推計では2024年比で13.3%増加しています。JTBの2026年旅行動向見通しでは、海外旅行人数は1,550万人と予測されており、円安や海外物価上昇の影響を受けつつも、市場は緩やかに回復すると見込まれます。

海外旅行市場の回復は、単純な総量回復にとどまらず、渡航先、滞在日数、移動ルート、現地での過ごし方をより慎重に選ぶ傾向が見られます。近距離・短期旅行に加え、複数国・複数地域をまたぐ「マルチバウンド」型の渡航ニーズも高まっています。JTBの2026年ゴールデンウィーク旅行動向でも、ハワイ、台湾、韓国、アメリカ西海岸、オーストラリア、フランスなどが人気方面として挙げられています。

こうした市況の変化に伴い、海外渡航における通信ニーズも多様化しています。短期・近距離旅行では現地到着後すぐに地図アプリや翻訳、配車アプリなどを利用できることが重要であり、中長距離方面や複数国をまたぐ旅行では、乗り継ぎ、周遊、国境を越えた移動、急な予定変更などに対応できる通信手段の確保がより重要となります。

今回のSkyeSiMの対応エリア拡大により、定番の渡航先に加え、アメリカ・ハワイ、ヨーロッパ、オセアニア、中東、アフリカ、中南米など、より幅広い国・地域への渡航に対応しやすくなると考えられます。

SkyeSIM 対応エリア拡大一覧

SkyeSiM購買データから見る、日本人海外渡航者の通信準備に関する傾向

FREEDiVEは、SkyeSiMの購買データをもとに、日本人海外渡航者の通信準備に関する傾向を匿名集計し、公開しました。集計期間は2024年8月1日から2026年5月6日です。

1.人気渡航先は韓国、アメリカ合衆国(本土・ハワイ)、台湾が上位

SkyeSiMの海外向け購買データによると、人気渡航先は韓国(26.7%)、アメリカ合衆国(本土・ハワイ)(19.1%)、台湾(16.6%)が上位を占めました。近距離アジア方面への需要が目立つ一方、中長距離方面への通信需要も確認されました。JTB総合研究所が公開している国・地域別日本人出国者数の速報でも、韓国、米国、台湾は上位に挙げられており、SkyeSiMの購買傾向は海外旅行市場全体の動向と重なります。

SkyeSIM 人気渡航先TOP10

2.1〜5日間の短期利用が約8割

SkyeSiMの海外向け購買データを利用日数別に集計したところ、1〜3日利用が52.5%、4〜5日利用が28.1%となり、合計すると1〜5日の短期利用が80.7%を占めています。この結果は、週末旅行や短期休暇を活用した海外旅行、近距離アジア方面への短期渡航においてeSIMが通信手段として利用されている傾向を示しています。一方で、8日以上の利用も一定割合あり、留学、長期出張、ワーケーション、複数国周遊など、中長期・マルチバウンド型の渡航ニーズも確認されています。

SkyeSIM 利用日数の構成比

3.無制限・1GB/日プランが約6割

SkyeSiMの海外向け購買データを通信容量別に集計したところ、無制限プランが32.9%、1GB/日プランが26.4%となりました。両プランを合わせると、全体の59.3%を占めています。海外渡航中は、地図アプリ、翻訳、配車アプリ、航空会社や宿泊施設からの連絡確認、家族・友人への連絡、SNS投稿、現地情報の検索など、通信環境が必要になる場面が多く、容量を気にせず利用したいというニーズが高いと考えられます。

SkyeSiM 通信容量プランの構成比

旅マエ・eSIM利用前に確認したい通信準備チェックリスト

海外渡航において通信手段は「旅の安心を支えるインフラ」へと変化しています。SkyeSiMでは、海外渡航前の通信準備として以下の項目を確認することを推奨しています。

  • 利用中のスマートフォンがeSIM対応端末であるか確認する

  • 利用中のスマートフォンがSIMロック解除済みであるか確認する

  • 今回の渡航先がSkyeSiMのeSIM対応エリアに含まれているか確認する

  • 購入したデータパックが渡航中の利用日数をカバーできているか確認する

  • 購入したデータパックのデータ容量が十分であるか、利用用途を踏まえて選択する

  • eSIM購入後の設定手順を事前に確認しておく

  • 現地でのバックアップ回線(緊急時の連絡手段)を確保しているか確認する

  • 事前に渡航先現地の海外安全情報を確認する

外務省は、海外へ渡航する方に対して、渡航前に外務省海外安全ホームページで渡航先の海外安全情報を確認することや、海外旅行登録「たびレジ」への登録を案内しています。渡航先で慌てないためにも、通信手段は出発前に確認しておくことが重要です。

今後の展望

FREEDiVEは、SkyeSiMの対応エリア拡大を通じて、日本人海外渡航者の通信に関する不安を減らし、より安心で快適な海外渡航体験の実現を目指してまいります。今後の海外旅行市場は、円安や物価高の影響を受けながらも、近距離アジア方面を中心に堅調に推移し、ハワイ、北米、ヨーロッパ、オセアニアなどの遠方方面も段階的に回復していくことが見込まれます。

SkyeSiMでは、対応国・地域の拡充に加え、渡航先別の利用情報、旅行前に確認すべき通信準備、現地での設定・接続サポート、複数国周遊時の利用案内など、海外渡航者にとってわかりやすい情報提供にも注力していく方針です。海外旅行の準備において、航空券や宿泊先、保険と同じように「現地でつながる通信手段」を事前に備えることが当たり前になるよう、SkyeSiMは日本人海外渡航者の安心を支えるサービスとして成長を続けてまいります。

株式会社FREEDiVE 事業戦略・マーケティング統括 富塚大海氏のコメント

株式会社FREEDiVE 事業戦略・マーケティング統括の富塚大海氏は、「日本人の海外渡航需要は、コロナ禍を経て少しずつ回復し、旅行先や渡航目的も再び広がりを見せています。一方で、円安や物価高、航空券・宿泊費の上昇などから、海外旅行における事前準備の重要性は以前よりも高まっていると感じています。」と述べています。

また、「今回のSkyeSiM購買データの集計では、韓国、台湾、タイ、ベトナムなど近距離アジア方面の利用が目立つ一方で、アメリカ合衆国(本土・ハワイ)も上位に入っており、日本人海外渡航者の通信ニーズが定番の近距離旅行だけでなく、中長距離方面にも広がっていることが見えてきました。」と分析しています。

さらに、「私たちは、海外旅行における通信手段を、単に地図やSNSを使うためのものではなく、旅先で安心して行動するための大切な備えだと考えています。目的地までの移動、宿泊先との連絡、最新情報の確認、家族への連絡、万が一の際の情報収集など、海外渡航中のさまざまな場面で、通信環境は旅行者を支える存在です。」と、通信サービスの重要性を強調しました。そして、「今回、SkyeSiMが203の国と地域に対応することで、より多くの渡航先で日本人旅行者の皆さまに通信手段を提供できるようになります。FREEDiVEは、これまで通信サービスやデジタル領域の事業を展開してきた知見を活かし、SkyeSiMを通じて、海外へ出かける方々の不安を少しでも減らし、旅先での体験をより自由で快適なものにできるよう取り組んでまいります。」と今後の意気込みを語っています。

SkyeSiMについて

SkyeSiM ロゴ

SkyeSiMは、株式会社FREEDiVEが提供する日本人海外渡航者向けeSIMサービスです。海外旅行や海外出張、留学、ワーケーションなどの渡航時に、スマートフォンで利用できる通信手段として、渡航先、利用日数、データ容量に応じたプランを選択できます。eSIMは物理的なSIMカードの差し替えを行わず、対応端末に通信プランを設定して利用できる仕組みです。

株式会社FREEDiVEについて

株式会社FREEDiVEは、茨城県つくば市に本社を置き、モバイルWiFiレンタル事業およびデジタルソリューション提案事業を展開する企業です。「利他の循環を通じ、自己実現の文化を創る」をミッションに掲げ、通信サービス、WEBマーケティング、顧客接点設計、デジタル活用支援などを通じて、個人・法人のお客様の課題解決に取り組んでいます。

  • 会社名:株式会社FREEDiVE

  • 所在地:茨城県つくば市小野崎260-1 ヒロサワつくばビル1階

  • 代表者:代表取締役 今井渉平

  • 設立:2016年6月3日

  • 事業内容:モバイルWiFiレンタル事業、その他デジタルソリューション開発事業

  • 公式サイト:https://freedive.co.jp/