TBSテレビ『世界遺産』×近畿日本ツーリスト共同企画 体験型探究プログラム「My世界遺産探究」全国版の販売開始

修学旅行を探究的な学びへ

本プログラムでは、「自分が残したいもの」という身近なテーマから学習が始まります。旅先で目にする景色や文化、建物、自然など、多様な対象に関心を向け、自身の視点と社会的な視点を重ね合わせて考察を深めます。最終的には、「100年後の世界に残したいものとは何か」という問いに対する生徒自身の答えを、映像作品として表現することを目指しています。

この学びを実現するために、「My世界遺産探究」は以下の目的のもと開発されました。

  • 学校現場で求められる探究的な学びに対応した教材を提供し、修学旅行を主体的な学びの機会へと発展させることで、生徒一人ひとりの探究心や思考力の育成に貢献すること。

  • 放送コンテンツと教育旅行の知見を融合した独自の学習プログラムを通じて、修学旅行の教育的価値を高め、次世代に向けた新たな教育旅行モデルを創出すること。

  • 修学旅行を通じて地域の文化・自然・歴史への理解を深めるとともに、沖縄をはじめとする各地域との持続的な教育交流を促進し、地域社会への関心と共生意識の醸成に寄与すること。

本教材の特徴

  • 探究学習のステップに基づく体験型学習: 生徒一人ひとりの内発的な問いを重視し、実際の体験を伴う学びを重視しています。修学旅行という実体験を探究のプロセスに組み込むことで、学びの深度を高めます。

  • TBSテレビ『世界遺産』制作チームによる教材開発: 番組制作プロセス「企画→取材→編集→放送」は、探究学習の「課題設定→情報収集→調査→発表」と一致します。培われた世界遺産への知見と番組オリジナル映像を活用し、質の高い教材が提供されます。

  • 映像制作によるアウトプット: 最終成果は映像作品として発表されます。テレビ局の映像制作の手法を学びながら、人に伝えるための表現力やプレゼンテーション力を育みます。

教材プログラムは専用Webサイト上で提供され、学校内でオンライン学習として完結します。

本教材の優位性

  • テレビ番組『世界遺産』のブランド力

  • 旅行体験との高い親和性

  • 現役アナウンサーによる動画授業の進行

  • 成果物を「動画」で制作するアウトプット型学習

これらの要素により、教育市場において付加価値の高い教材として、また生徒にとって親しみやすい学習コンテンツとして活用されることを目指しています。

首里城とプレゼンテーションの様子

体験型探究プログラム「My世界遺産探究」プログラム概要

映像教材による探究学習(旅マエ・旅アト)

教材プログラムは専用Webサイト上で提供され、学校内でオンライン学習として完結します。

教材プログラム内容

  • 現役アナウンサー出演による動画授業

  • オンラインコラムによるネットリサーチ

  • オンラインワークシートによるグループワーク

ビデオ教材

  • 修学旅行先の世界遺産について

  • 世界遺産とは何か

  • 動画コンテンツの作り方

  • 動画編集ソフトの使い方

生徒のみなさんへのミッション

  1. 修学旅行先で「100年後に残したいMy世界遺産」を探し、撮影する。
  2. なぜ残したいのかを説明するプレゼン動画を制作する。

成果発表

生徒が制作した動画は、学校ごとに作成された専用フォームにアップロードします。また、学年単位で成果発表会を開催することで、生徒が学びの成果を発信する機会が創出されます。

近畿日本ツーリストとTBSは、本教材を通じて修学旅行の価値をさらに高めるとともに、生徒が主体的に学び、社会とつながる探究学習の機会を提供していくとしています。

関連情報

  • 「My世界遺産探究」プロモーションサイト

  • TBSテレビ『世界遺産』(毎週日曜 午後6時〜放送)

    • 番組『世界遺産』は、1996年4月に放送を開始し、今年4月で30周年を迎えました。これまでに130カ国以上、700以上の世界遺産を紹介しており、普遍的な価値を有する世界遺産を圧倒的な映像クオリティで届けています。最新回はTVerで無料見逃し配信も実施中。ナビゲーターは俳優の鈴木亮平、テーマ曲はVaundyの「軌跡」です。

近畿日本ツーリストが取り組む「教育ソリューション」事業

近畿日本ツーリストでは、「5年後・10年後の教育市場を見据え、旅行以外の教育関連需要にも対応し、学校現場の課題解決に広く貢献する企業を目指す」をコンセプトに、教育ソリューション事業を推進しています。従来の修学旅行や校外学習のサポートにとどまらず、学校・保護者・地域社会が抱える多様な課題に向き合い、「教育」に関わる新たな価値創出に取り組んでいます。今後も、教育現場の課題解決に寄り添いながら、学校・地域・企業をつなぐパートナーとして、持続可能な教育環境づくりに貢献していくとしています。

TBSが取り組む「エデュテインメント」事業

「エデュテインメント」とは、エデュケーション(教育)とエンターテインメント(娯楽)を融合させた言葉です。TBSは、放送局が70年間行ってきたことがそのまま「探究学習」であると捉えています。報道・ドラマ・バラエティといったジャンルは異なっても、共通するのは「正確な情報を、興味のフックで届ける」という「信頼性」と「編集力」です。視聴者が「なぜ?」と立ち止まる瞬間を設計することが、TBSの本業であると考えています。「企画→取材→編集→放送」というプロセスは、授業の「課題設定→情報収集→まとめ→発表」と一致するとし、長年積み上げてきたノウハウがそのまま「探究学習」につながると考えています。「楽しい学習コンテンツ」を作るのではなく、「楽しさの先に学びが自然に生まれる」よう意図的に設計することで、AIが答えを出す時代において、子どもたちの「問いを立てる力」をTBSのクリエイティビティで育みたいと願っています。