FinGroupとNoah Holdingsが戦略的提携、AIインフラ時代のグローバル資産再編を加速

FinGroupとNoah Holdingsが戦略的提携を強化

日本のブティック型投資銀行であるFinGroupは、中国最大級の独立系ウェルスマネジメント企業であるNoah Holdings傘下のOlive Asset Managementと、日本市場における戦略的パートナーシップを大幅に強化しました。

2026年5月8日には、東京・品川にて両社共同による投資展望会「暖宅雅聚」が開催されました。AIテクノロジーの普及に伴い、エネルギー、データセンター、コンピューティングネットワークといった「AIインフラ資産」への大規模な資本移動が進行する中、両社のリソースを融合させることで新たな投資機会の提供を目指しています。

FinGroupとNoah Holdingsの鏡開きセレモニー

品川に新拠点「N+ Club」を始動

今回の提携の象徴として、品川のウェルスマネジメント拠点「N+ Club」が本格的に始動しました。この施設は、東京を生活拠点とするグローバル華人ファミリー層に対し、ファミリー信託や長期資産承継、AIインフラ投資のハブとして機能することが期待されています。当日は両社代表による「鏡開き」のセレモニーが行われ、日本的美意識と高度な金融サービスが融合した新しい顧客体験が披露されました。

「HALO」フレームワークによる投資戦略

投資展望会では、AI市場の競争軸がモデル開発から「長期的安定性を持つ実物資産」へと移行する中、「HALO」フレームワークに重点を置いた議論が展開されました。

HALOは「Heavy Assets(重厚な実物資産)」と「Low Obsolescence(低い陳腐化リスク)」を組み合わせた概念です。AIインフラを次世代の“公共インフラ”と定義し、電力、データ基盤、ハードテック領域への長期資本投資を推進していく方針が示されました。

日本市場の戦略的価値と今後の展望

マクロ経済の不確実性が高まる現状において、安定した制度環境と高度な産業基盤を持つ日本は、国際資本にとって戦略的に重要な拠点として再評価されています。FinGroupが持つ日本国内の産業ネットワークと、Noah Holdingsが持つグローバルな顧客基盤を組み合わせることで、クロスボーダーな資本配置を最適化する国際金融プラットフォームの構築が推進されます。

FinGroup CEOの神月陸見氏は、「AIサイクルという歴史的転換点において、Noah Holdingsという強力なパートナーと共に日本市場の価値を世界へ発信できることを誇りに思います。『世界の資本、日本の未来』を掲げ、持続可能な金融ソリューションの創出に尽力してまいります」とコメントしています。

FinGroupについて

FinGroupは東京に本社を置くブティック型投資銀行です。クロスボーダー投融資およびM&Aアドバイザリーを中心に事業を展開しており、投融資アドバイザリー、M&A、事業再編、戦略コンサルティングを通じて、日本の優良資産とグローバル資本を結びつけています。また、「資金調達(Raise)・投資(Invest)・管理(Manage)・退出(Exit)」に至る全ライフサイクルをカバーするサービスを提供しています。

公式サイト:
https://www.fingroup.jp/