JVCケンウッド、IP無線機「KBX-P51」を発売 - 「Buddycom」搭載で現場DXを推進
市場背景とIP無線への高まる需要
近年、日本では少子高齢化に伴う労働力不足を背景に、業務効率化や外国人雇用の拡大が進んでいます。このような状況において、迅速かつ簡単に一斉通話ができる無線機は、顧客対応や現場作業を支える重要なツールです。これまで業務用無線が広く活用されてきましたが、広域連携や遠隔地とのリアルタイムな情報共有ニーズの高まりから、LTEやWi-Fiを活用し全国規模で通信できるIP無線の需要が拡大しています。このような市場環境の変化を踏まえ、導入から運用までをシンプルに提供するIP無線サービスおよびIP無線機への期待が高まっています。
IP無線機「KBX-P51」の主な特長
1. デュアルSIMによるLTE接続とWi-Fi接続、最大3つの通信回線を利用可能
本機はデュアルSIMによるLTE接続およびWi-Fi接続に対応し、最大3つの通信回線を利用できます。通信状態が不安定になった際には、圏外になる前に3つの通信回線の中でより良好な回線に自動で切り替わるため、ユーザーが切り替え操作をする必要がなく、安定した通信をスムーズかつ快適に利用できます。
2. 国内シェアNo.1※1のIP無線アプリ「Buddycom」と連携
IP無線アプリにおいて5年連続国内シェアNo.1の「Buddycom」を搭載した初のIP無線機です。屋外の工事・作業現場ではIP無線機を、オフィスではスマートフォンやタブレットで「Buddycom」を使用するなど、利用環境に適したデバイスを使い分け、広域で一斉の相互通話を実現します。
※1:デロイト トーマツ ミック経済研究所「デスクレス SaaS 市場の実態と展望 2025 年度版」 音声(映像)コミュニケーションツール出荷金額(ノンデスクワーカー向け)
3. 通話音声を27言語に自動翻訳に対応(オプション)
トランシーバー翻訳(オプション)により、通話音声を27言語に自動翻訳できます。相手の発話後に翻訳音声がタイムリーに再生され、翻訳した言語のテキスト化(オプション。発売時18言語、今夏ファームウェアアップデートにより27言語対応予定)にも対応します。これにより、言語が異なるスタッフ間でも迅速で正確なコミュニケーションが可能です。
4. 録音・再生機能により音声データを最大約1カ月保存・再生が可能(オプション)
通話の録音・再生機能により、全ての送信・受信音声の録音およびサーバーへの保存が自動で行われます。録音データは最大で約1カ月(744時間)サーバーに保存されます。さらに、通話音声のテキスト化(オプション)にも対応し、テキストデータとして記録できます。録音データとテキストデータは、IP無線機、スマートフォン/タブレットおよびPCの管理者用Webコンソールの通話履歴画面から再生・確認が可能で、聞き逃しを防ぎ、通話グループ内でスマートに共有できます。
5. 過酷な環境に耐えられる高い堅牢性を装備
防塵・防水性能(IP68※3/IP67/IP55/IP54)を備え、アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)の衝撃、振動、高温、低温など11項目に適合した高い堅牢性を実現しています。工事や警備など屋外の現場における悪天候などの過酷な環境にも対応します。

※3:JIS防塵保護等級6級・防水保護等級8級(IP68)準拠。
6. 騒音のある環境下でも聞き取りやすい、大音量でもクリアな音質を実現
JVCケンウッドが長年にわたり培ってきた、無線機器に最適なKENWOOD独自の音づくりのノウハウにより、音圧と明瞭度にこだわり抜き、大音量でも音割れしにくくクリアな音質を実現しています。工事現場や人混みなど、騒音のある環境下でも音声をしっかり聞き取りやすくします。
7. その他の特長
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同時通話・割り込み通話
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「セカンドPTT機能」:2つのチャンネルの送受信が可能。チャンネルは瞬時に切り替え可能で、1台で2台分の運用を実現します。
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「バイブレーション機能」:着信を振動で伝えます。
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「テキストメッセージ送受信機能」:あらかじめ設定した定型文のやり取りが簡単にできます。
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「プレゼンス機能」:グループ内のメンバーのステータスを表示します。
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「動態管理機能」(オプション):PCの管理者用WebコンソールでIP無線機の位置情報を表示します。
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「自己診断機能」:機器の状態を自動で点検し、異常を検知・通知します。
今夏ファームウェアのアップデートにより、以下の機能にも対応予定です。
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「エマージェンシー機能」:緊急事態の際に、ワンボタンで仲間に通知することが可能です。
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「マンダウン機能」:IP無線機が自動的に異常を検知して発報する機能を装備します。
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「ローンワーカー機能」:一人作業者の安全を見守り、異常時に自動で通知します。
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Bluetooth®対応
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緊急速報の受信
*本機の使用には、別売りオプションのリチウムイオンバッテリー「KNB-88L」の購入が必要です。
製品概要

株式会社サイエンスアーツとの関係
株式会社サイエンスアーツは、「フロントラインワーカーに未来のDXを提供し、明るく笑顔で働ける社会の力となる。」というミッションのもと、ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を開発・販売しており、IP無線アプリで5年連続国内シェアNo.1を獲得するなど、信頼性の高いサービスを提供しています。
サイエンスアーツとJVCケンウッドはIP無線領域において資本業務提携契約を締結しており、今回発表されたIP無線機「KBX-P51」は両社による初の共同開発商品として、サイエンスアーツは通信サーバーの開発などを担当しています。現在、サイエンスアーツ専売モデルのIP無線機も商品化に向けて両社で開発が進められています。今後も両社は国内市場をはじめ、北米を中心とするグローバル市場に向けた事業展開において協業していきます。
展示情報
IP無線機「KBX-P51」のプロトタイプは、2026年5月13日(水)から15日(金)まで東京ビッグサイトにて開催される「自治体・公共Week2026 地域防災EXPO」のJVCケンウッドブース(西2ホール 「地域防災EXPO」内 G11-53)にて展示されます。
JVCケンウッドのニュースリリース: 「自治体・公共Week2026 地域防災EXPO」に出展
商標について
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「Buddycom」「バディコム」およびロゴマークは株式会社サイエンスアーツの商標または登録商標です。
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Bluetooth®のワードマークおよびロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc.が所有権を有します。株式会社JVCケンウッドは使用許諾の下でこれらのマークおよびロゴを使用しています。
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USB-C™及び USB TYPE-C™は USB Implementers Forum, Inc.の商標または登録商標です。
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その他記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
企業ウェブサイト: www.jvckenwood.com
JVCケンウッドのプレスリリースURL: https://www.kenwood.com/jp/press/2026/0501-01/


