自宅WiFi利用実態調査:料金以外で「工事不要」より「通信速度」を重視、約6割が後悔を経験
自宅WiFi利用実態調査:通信速度への高いニーズと約6割の後悔
株式会社ALL CONNECTが運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」は、自宅WiFi利用者500人を対象に、WiFiの選び方、満足度、後悔に関する実態調査を2026年4月に実施しました。本調査は、自宅WiFiの利用状況から、料金以外の重視ポイント、情報収集先、通信速度やコストパフォーマンスの満足度、さらには後悔・失敗の内容、乗り換え・新規契約時に重視する条件まで、ユーザーの具体的な意見を明らかにすることを目的としています。

自宅WiFiの利用状況
自宅で利用されているWiFiのサービス種別について調査したところ、「光回線」が43.2%で最も多く、次いで「ホームルーター」が41.0%と僅差で続く結果となりました。これら二つのサービスで全体の84.2%を占めており、自宅WiFiの主流が光回線とホームルーターであることが示されています。

総務省の「令和6年通信利用動向調査」における光回線60.5%、ホームルーター21.6%という報告と比較すると、本調査ではホームルーターの利用率がやや高い傾向にあります。これは、工事不要で手軽に導入できるホームルーターの普及が進んでいる可能性を示唆しています。一方、自宅と外出先の両方で利用できるハイブリッド型WiFiの利用率は3.4%にとどまり、まだ認知度や普及度が低い段階にあることが分かります。
料金以外で重視するポイントは「通信速度の速さ」が圧倒的
WiFi選びにおいて「料金以外で」最も重視するポイントを尋ねた結果、「通信速度の速さ」が64.2%と圧倒的な1位となりました。2位の「工事が不要」(9.8%)とは6倍以上の差があり、利用者の通信速度への強いニーズが浮き彫りになりました。

通信速度の速さが重視される背景には、利用用途の高度化・多様化により高速通信が不可欠になっていること、通信速度の遅さが業務効率や学習品質に直結する問題として認識されていること、一世帯あたりの同時接続数増加により回線全体の帯域に余裕が求められていること、そして日々の快適さに直結する体験品質(QoE)が最優先されている傾向があると考えられます。
WiFiの情報収集先
WiFiを選ぶ際の情報収集先としては、「比較サイト」が37.9%で最多でした。次いで「キャリア公式サイト」が17.6%、「SNS」が16.4%と続きます。

比較サイトが主要な情報源である一方で、SNSと知人・家族の口コミを合わせると30.9%に達し、Web上の情報だけでなく、身近な人の体験談やリアルな評判もWiFi選びの重要な判断材料となっていることが示されています。家電量販店や代理店といった対面チャネルは合計12.7%にとどまり、WiFi選びにおける情報収集のオンラインシフトが進んでいる状況がうかがえます。
通信速度・安定性とコストパフォーマンスの満足度
現在のWiFiの通信速度・安定性について、「やや満足」(50.2%)と「非常に満足」(18.2%)を合わせると68.4%が満足していると回答しました。

一方で、「やや不満」(15.6%)と「非常に不満」(1.2%)を合わせた16.8%が速度に不満を抱えています。さらに「どちらでもない」と回答した15.6%を含めると、約3割の利用者が速度に課題を感じている可能性があります。
月額料金に対するコストパフォーマンスについては、「どちらでもない」が39.0%で最多でした。「やや良い」(31.0%)と「非常に良い」(10.4%)を合わせた41.4%がコスパに満足しているものの、「やや悪い」(18.4%)と「非常に悪い」(1.2%)を合わせた19.6%がコスパに不満を感じています。

通信速度・安定性の満足度(68.4%)と比較すると、コストパフォーマンスの満足度(41.4%)は大幅に低い結果となりました。これは、利用者が速度には一定の満足感があるものの、その料金に見合うかどうかについては疑問を感じている人が多いことを示唆しています。
約6割がWiFi選びで後悔・失敗を経験
WiFiを選んで後悔・失敗した経験があるか尋ねたところ、「失敗したと感じたことはない」が37.6%で最多でしたが、これは裏を返せば約6割の利用者が何らかの後悔・失敗を経験していることを意味します。

後悔理由の1位は「料金が高かった」(20.0%)、2位は「速度が遅かった」(18.5%)とほぼ同率でした。その他、「サポートが悪かった」(6.7%)、「キャッシュバックが少なかった」(5.3%)、「工事が大変だった」(5.0%)、「縛りがきつく解約できなかった」(3.8%)などが挙げられています。これらの後悔は、キャッシュバック終了後の実質料金上昇、公式サイトの「最大速度」と実測速度のギャップ、契約期間の縛りや違約金の条件の未把握、光回線の工事期間など、様々な要因によって生じていると考えられます。
乗り換え・新規契約時に重視する条件
乗り換えや新規契約を検討する際に最も重視したい条件としては、「速度・安定性」が45.6%で1位、「月額料金の安さ」が36.0%で2位となりました。

「速度・安定性」と「月額料金の安さ」の合計で81.6%を占めており、WiFi選びの決定要因がこの二つに集約されていることが分かります。この結果は、後悔理由の上位が「料金が高かった」と「速度が遅かった」であったことと一致しており、過去の経験を踏まえて「次は速度と料金のバランスで選びたい」という利用者の意識が強く表れていると言えます。
後悔しないWiFi選びのポイント
今回の調査結果から、WiFi選びで後悔しないためには以下の点が重要であると考えられます。
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工事の有無を事前に確認する(工事不要のホームルーターであれば即日利用も可能)。
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提示されている「最大速度」だけでなく、「実測速度」を参考にして比較検討する。
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月額料金だけでなく、キャッシュバック、端末代金、違約金なども含めた「実質料金」で比較する。
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縛り期間のないサービスや、解約が容易なサービスを選択することで、不満が生じた際の乗り換えをスムーズにする。
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比較サイトやSNSの口コミなど、複数の情報源を活用して多角的に情報を収集する。
自宅WiFiの選び方で迷っている方は、本調査の結果を参考に、ご自身のニーズに合ったWiFiサービスを見つけることが推奨されます。
オールコネクトマガジンについて

「オールコネクトマガジン」は、株式会社ALL CONNECTが運営する通信関連の情報メディアです。「むずかしくて選びづらい」通信の世界を分かりやすく整理・解説することを目的に設立されました。スマートフォン、格安SIM、光回線、WiFiなどの通信サービスに関して、料金や速度の比較、最新キャンペーン、サービスの選び方や活用法などを幅広く紹介しています。読者が安心してサービスを選択できるよう、信頼性の高い情報提供を通じて、日々の暮らしをより快適で豊かなものにすることを目指しています。
関連リンク
調査概要
| 調査対象 | 自宅でWiFi(ポケット型WiFi・ホームルーター・光回線等) を利用している男女 |
|---|---|
| 有効回答数 | 500名 |
| 調査期間 | 2026年4月 |
| 調査方法 | インターネット調査(クラウドワークス) |
| 調査主体 | 株式会社ALL CONNECT(オールコネクトマガジン) |
| 公開データ | https://all-connect.co.jp/magazine/data/ |


