和歌山大学出身の27歳エンジニアが和歌山市にIT企業「Kaze」を設立 - 全業務にAIを適用する「AIファースト」体制で地域DXを推進
設立の背景
代表の中村氏は、和歌山大学在学中から和歌山での就業を希望していましたが、IT分野の仕事が東京に集中している現状から、卒業後は東京のITスタートアップでエンジニアとしてのキャリアをスタートさせました。数年間の実務経験を積んだ後、前職の和歌山支社設立にリードエンジニアとして参画し、2名から15名規模への成長を技術面から支えました。
この支社運営の経験を通じて、地方にもIT技術者を志す人材や企業からの開発需要が存在することを確認しました。一方で、予算規模の制約やIT企業の少なさにより、地域の需要と技術が十分に結びついていない現状も認識したといいます。
AI時代だからこそ、地方で挑戦する
AI技術の進展はソフトウェア開発のコストを低下させつつあり、これまで採算が合わず手が届かなかった領域にもテクノロジーが適用できる時代が到来しています。株式会社Kazeは、この変化を最大限に活用し、開発業務だけでなく、見積もり、顧客対応、事務作業に至るまで、AIを前提とした「AIファースト」な業務設計で創業します。これにより、少人数でも持続可能なIT企業のモデルを和歌山から実践することを目指しています。
事業内容
株式会社Kazeは、以下の4つの領域で事業を展開します。
- AI導入支援:業務フローの分析からAIツールの選定(および開発)、導入、運用定着までを一貫して支援します。「AIを使いたいが何から始めればいいかわからない」といった企業の課題解決に貢献します。
- システム開発:Webアプリケーションや業務システムの設計・開発を行います。AIを活用した開発手法により、小規模な予算でも実用的なシステム構築を目指します。
- DX支援:既存業務のデジタル化、ペーパーレス化、データ活用の仕組みづくりを支援し、企業のデジタルトランスフォーメーションを推進します。
- 自社プロダクト開発:地域資源とAIを組み合わせた自社プロダクトの開発に取り組みます。和歌山をはじめとする地方都市が抱える課題をテクノロジーで解決するサービスの企画・開発を進めていく計画です。
代表コメント
代表の中村氏は、「和歌山のような地方都市は人口減少などの社会課題を抱える一方、都市部にはない余白とリソースがあります。AIやリモートワークが距離や人手不足のハンディキャップを小さくしつつある今、和歌山で創業することは弱みではなく強みになりうると考えています。地域の課題に直接向き合いながら、この地に根ざした事業をつくっていきます」と述べています。

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社Kaze(カゼ) |
| 代表者 | 代表取締役 中村 仁 |
| 事業内容 | AI導入支援、システム開発、DX支援 |
| URL | https://kaze.jp |


