NVIDIA、オープン エージェント開発プラットフォームでナレッジ ワークにおける次の産業革命を牽引

NVIDIA Agent Toolkitの提供開始

NVIDIA Agent Toolkitは、割り当てられたタスクの完了方法を自律的に判断し、生産性を向上させるツールを構築する企業や開発者向けに、オープンソースのモデルとソフトウェアを提供します。このツールキットには、以下の要素が含まれています。

NVIDIAが提唱するデジタルワークスペース

NVIDIA OpenShellによる安全性とセキュリティの強化

新たに加わったNVIDIA OpenShellは、ポリシーベースのセキュリティ、ネットワーク、プライバシーのガードレールを適用することで、自律型エージェントの導入の安全性を向上させるオープンソースのランタイムです。NVIDIAは、Cisco、CrowdStrike、Google、Microsoft Security、TrendAIなどのセキュリティプロバイダーと協力し、OpenShellと各社のサイバーセキュリティおよびAIセキュリティツールとの互換性を構築しています。

NVIDIAの創業者兼CEOであるジェンスン・フアン氏は、「Claude CodeとOpenClawは、エージェントの転換点を切り拓き、AIを生成やリーズニングの域を超えて行動する段階へと拡大させています。エージェント自身が展開し管理する、カスタム構築された最先端の専門エージェントのチームによって、従業員の生産性は飛躍的に高まるでしょう。エンタープライズ向けソフトウェア業界は専門エージェントプラットフォームへと進化し、IT業界は次の大きな飛躍期を迎えようとしています」と述べています。

NVIDIA AI-Q Blueprintによる高精度とコスト削減

NVIDIA AI-Q Blueprintを使用することで、開発者はナレッジワークを認識、リーズニング、実行できるカスタムAIエージェントを作成できます。このエージェントは、適切なデータソースと分析深度を自動的に選択し、正確で文脈に沿った回答を提供します。AI-Qのハイブリッドアーキテクチャは、オーケストレーションに最先端モデルを、研究にNVIDIA Nemotronオープンモデルを使用することで、クエリのコストを50%以上削減しながら世界最高水準の精度を実現します。NVIDIAはAI-Q Blueprintを活用し、DeepResearch BenchDeepResearch Bench IIのランキングでトップに躍り出るAIエージェントを開発しました。

業界大手との連携によるAIエージェント機能の拡張

あらゆる業界を牽引するソフトウェア企業が、OpenShellやNVIDIA Nemotronといったオープンモデルを含むNVIDIA Agent Toolkitソフトウェアを活用し、アプリケーションやプラットフォームにおけるAIエージェントの機能を拡張しています。

  • Adobeは、クリエイティビティ、生産性、マーケティングを支援するハイブリッド型かつ長時間稼働するAdobeエージェントの基盤としてAgent Toolkitソフトウェアを採用します。

  • AmdocsはNVIDIA AI-QとNemotronを活用し、顧客とのやり取りや請求データを継続的に監視することで問題を事前に特定し解決するCognitive Coreエージェントプラットフォームを構築しています。

  • AtlassianはNVIDIA Agent ToolkitソフトウェアとNVIDIA OpenShellを活用し、JiraやConfluenceなどのツール向けに、Rovo AIエージェント戦略とAIを活用したワークフローシステムを進化させています。

  • BoxはNVIDIA Agent Toolkitを活用し、Boxファイルシステムを使用するエンタープライズ向けエージェントが、長時間にわたるビジネスプロセスを安全かつ確実に実行できるようにしています。

  • Cadenceは、Agent ToolkitとNemotronをCadence ChipStack AI SuperAgentに活用し、エンジニアが高品質で複雑な半導体の設計と検証を行えるようにする予定です。

  • Cisco AI DefenseはOpenShell向けにAIセキュリティ保護を提供し、エージェントやClawの動作を制御するためのコントロールとガードレールを追加します。

  • CohesityはNVIDIA OpenShellのサポートを追加し、Gaia AIプラットフォームを拡張することで、NVIDIA AI-Qを用いたより高度なエージェントワークフローをサポートします。

  • CrowdStrikeは、Falconプラットフォームの保護機能をNVIDIAのAIエージェントアーキテクチャに直接組み込むSecure-by-Design AI Blueprintを発表しました。また、NVIDIA NemotronリーズニングモデルとNeMo Data Designerを活用して、調査ワークフロー向けのAIエージェントを強化しています。

  • Dassault Systèmesは、3DEXPERIENCEエージェントプラットフォーム上で稼働するロールベースAIエージェントであるVirtual Companions向けに、NVIDIA Agent ToolkitソフトウェアとNVIDIA Nemotronオープンモデルの採用を検討しています。

  • IQVIAは、NVIDIA NemotronなどのAgent ToolkitソフトウェアをIQVIA.aiに統合しています。IQVIAは、社内チームや顧客の環境に150以上のエージェントを導入しています。

  • PalantirはNVIDIAと連携し、Nemotronを使用して、Palantir Sovereign AI Operating System Reference Architecture上で動作するAIエージェントを開発しています。

  • Red HatはAgent ToolkitソフトウェアをRed Hat AI Factory with NVIDIAに統合することで、より安全で自律的なエージェントを構築するためのエンタープライズ向けプラットフォームを提供しています。

  • SalesforceはNVIDIA Nemotronモデルを含むNVIDIA Agent Toolkitソフトウェアを活用し、顧客がAgentforceを使用してサービス、営業、マーケティング業務向けのAIエージェントを構築、カスタマイズ、展開できるようにしています。

  • SAPはNVIDIA NeMo™を含むオープンなNVIDIA Agent Toolkitソフトウェアを使用してSAP Business Technology Platform上のJoule Studioを通じてAIエージェントを実現しています。

  • SiemensはNVIDIA Nemotronを活用したFuse EDA AI Agentをリリースしています。このエージェントはエンジニアリング効率と設計品質を向上させます。

  • ServiceNowのAutonomous WorkforceはServiceNow AIプラットフォーム上に構築され、NVIDIA Agent ToolkitソフトウェアやNVIDIA AI-Q Blueprintのほか、NVIDIA NemotronやServiceNow Aprielモデルを含むクローズドモデルとオープンモデルを組み合わせて活用しています。

  • Synopsysは、NVIDIA NemotronとNemo Agent Toolkitを使用して、AgentEngineerテクノロジを基盤としたマルチエージェントフレームワークを半導体およびシステム設計向けに構築しています。

利用環境とアクセス方法

開発者はbuild.nvidia.comでNVIDIA Agent ToolkitとOpenShellを今すぐ体験できます。NVIDIA Agent ToolkitとOpenShellは、以下の環境で動作します。

詳細については、ジェンスン・フアン氏によるGTC基調講演のオンデマンド視聴やセッションをご確認ください。

NVIDIAに関する詳しい情報は、NVIDIA公式サイトをご覧ください。