大谷翔平選手の“規格外の肉体”を筋肉博士が徹底解剖 『ABEMAスポーツタイム』でWBCホームランのメカニズムやトミー・ジョン手術後の球速アップの真相に迫る
筋肉博士が解き明かす大谷選手のパワーの源
番組には、筋肉博士として知られる順天堂大学スポーツ健康科学部教授の谷本道哉氏が初登場。メインコメンテーターである元メジャーリーグ選手の川﨑宗則氏、元サッカー日本代表の稲本潤一氏とともに、大谷選手の身体能力について議論が交わされました。
WBC台湾戦で大谷選手が放ったホームランについて、稲本氏が「体勢があまり良くないように見えたのに、なぜホームランになったのか」と疑問を呈すると、川﨑氏は「遅い球に合わせながらも、バットのヘッドはしっかり加速している」と分析。「普通のプロ野球選手ならあの体勢では飛ばない。あれが100mを超えていくのは大谷選手のパワーがあるから」と、そのスイングの特異性を説明しました。
これを受けて谷本教授は、大谷選手のパワーの源となる筋肉構造について解説。「一般的にムキムキな人というと逆三角形のイメージが強いと思いますが、大谷選手は“寸胴型”なんです。それは、脇腹の内腹斜筋が非常に発達しているから」と述べました。この筋肉は身体を強く捻る動作に重要な役割を果たすとされ、「このドラム缶のような胴体が、足からの力を腕へ伝えている。普通の外野フライがホームランになるのは、この体幹の強さがあるから」と、そのメカニズムを深く掘り下げました。
川﨑宗則氏によるWBC台湾戦ホームラン解説の動画は以下のリンクから視聴できます。
川﨑宗則がWBC台湾戦ホームランを解説「普通のプロ野球選手ならあの体勢では飛ばない」
トミー・ジョン手術後の球速アップの真相とMAX球速の可能性
番組では、大谷選手がトミー・ジョン手術後に球速を上げている現象についても議論が展開されました。大谷選手は2025年の復帰登板で最速161.3km/h、さらにその後の登板では163.7km/hを記録し、MLB自己最速を更新しています。野球ファンの間では「トミー・ジョン手術後、スピードが上がる」という“都市伝説”が囁かれていますが、谷本教授はこの現象について科学的な見解を示しました。

谷本教授は「手術のおかげというより、手術によって早い球を投げる力に肘が耐えられるようになる。そこで思いっきり投げられるようになり、結果球が速くなるんです」と説明しました。さらに「腱が強くなることで一番スピードが出るフォームで投げても肘が耐えられるってところもあると思います」と付け加え、手術が肘の耐久性を高め、本来の投球能力を引き出す要因となっていることを解説しました。
大谷選手のMAX球速の可能性について問われると、谷本教授は「ポテンシャルとしては170km/hも可能」と言及。しかし、「ホームランを量産するバッターと最速投手を同時に成立させるのはバイオメカニクス的には非常に難しい」「打者として必要な腕の筋肉が、投手としては荷物になってしまう。球速だけを速くしようと思うと、もう少し腕を細くした方がいい」と、二刀流の難しさも指摘しました。
これに対し、川﨑氏は大谷選手の今後の球速の最終予想として「168km/h」と回答。「170km/hはまだ先の夢として、まずはあの腕の太さのままで、168km/hを一球出してほしい。それができたらまた論文が変わりそうですね」と期待を寄せました。谷本教授も「僕らの常識を覆すのが大谷さん。理屈では難しいことをやってしまう可能性がある」とコメントし、大谷選手の“規格外の肉体”がこれからどのような進化を見せるのか、スタジオ一同の期待が高まりました。
『ABEMAスポーツタイム』番組概要
『ABEMAスポーツタイム』は、“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組です。野球やサッカーを中心に、注目スポーツの最新情報を毎週日曜夜10時から生放送で届けられています。

本放送回の無料見逃し配信は、番組放送後より視聴可能です。
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放送日時: 2026年3月8日(日)夜10時~10時30分
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放送URL:
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出演者:
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【メインコメンテーター】川﨑宗則、稲本潤一
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【ゲスト】谷本道哉
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【進行】西澤由夏
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