JMAC、「IoT7つ道具®」にミツイワ社の「FIELD system Basic Package(FsBP)」を新規認定

FsBPによる製造現場の「見える化」

FsBPは、装置の稼働状況や実績を可視化し、業務改善に繋げるオンプレミス型システムです。ファナック製CNC機器にはネイティブコマンドで、他社製機器には標準プロトコル(MTコネクト、OPCUA)を通じて容易に接続できます。これにより、整理されたデータを保管し、工場の改善活動を支えるデータ基盤を構築します。

FsBPは、「IoT7つ道具®」の以下の4領域でデータ基盤構築に貢献します。

  • IOS(出来事・Situation):不良や故障発生時の状態・状況把握

  • IOA(稼働・Availability):設備や機器の稼働・不稼働把握

  • IOC(数量・Count):出来高・不良・仕掛在庫等の数量把握

  • IOQ(品質・Quality):品質測定や機器状態の把握

「IoT7つ道具®」とは

JMACが提唱する「IoT7つ道具®」は、製造現場でどのような情報が可視化されると改善活動が活性化するかを7つの視点で整理したコンセプトです。これらの視点を通じてデジタルツールの導入・活用を検討することで、人の能力、設備の性能、材料の機能を最大限に引き出すことを目指します。

IoT7つ道具の概念図

「IoT7つ道具®」の7つの視点は以下の通りです。

  • ①IOL:位置(Location)

  • ②IOO:作業(Operation)

  • ③IOS:出来事(Situation)

  • ④IOA:稼働(Availability)

  • ⑤IOC:数量(Count)

  • ⑥IOQ:品質(Quality)

  • ⑦IOH:安全(Hazard)

「IoT7つ道具®」認定制度について

「IoT7つ道具®」認定制度は、2019年6月にJMACが独自に立ち上げた制度です。世の中の優れたデジタルツールやサービスを、JMACが提唱する「IoT7つ道具®」の領域と5つのコンセプトへの合致度で評価し、認定するものです。7つの領域をつなぐプラットフォームとなる製品も認定対象となります。

「IoT7つ道具®」に関する詳細は、以下のリンクから参照できます。

FsBPの主な特長

FsBPは、製造現場の設備とネットワークで繋がり、これまで見えにくかった設備のデータを可視化し、活用できるオールインワンのデータ活用基盤です。このシステムは、「つながる・見える・止まらない」工場の実現に大きく貢献します。

ダッシュボードのUI

具体的な特長は以下の通りです。

  • ファナック製CNCであれば最短5分で簡単接続し、即時に稼働状況を可視化できます。

  • 機械停止要因を詳細に把握し、迅速な対応を可能にします。

  • CNCのバックアップやエラー発生時にはメールで通知されます。

  • 遠隔から工場全体をまとめて監視できます。

  • 他社製CNC搭載機や従来型設備も稼働監視に対応しています。

  • 稼働率向上に繋がる生産状況の可視化を手軽に実現します。

データ収集からオンプレミス運用までの流れ

ミツイワ社は、IT・NWインテグレータとして、FsBPの導入から運用までを支援します。セキュリティを考慮したネットワーク構築や、BIツールなどの分析環境構築もサポートし、成果創出のパートナーとして貢献しています。

FIELD system Basic Packageの構成イメージ図

「IoT7つ道具®」認定理由

FsBPは、ファナック製装置での稼働実績が豊富であり、スピーディな導入・実装が可能です。また、可視化に向けたダッシュボードが完備されており、ユーザー視点で非常に利便性の高いシステムであることが評価され、今回の認定に至りました。

JMACは、今回の認定を通じて、ミツイワ社のFsBPが製造現場のDX推進に一層貢献することを期待しています。

JMACの詳細は、同社公式サイト(https://www.jmac.co.jp)で確認できます。