社員の“はたらくWell-being”向上に向けた新たな実証実験を開始

パーソルホールディングスとNTT、社員の“はたらくWell-being”向上に向けた新たな実証実験を開始

パーソルホールディングス株式会社は、NTT株式会社社会情報研究所と共同で、社員の“はたらくWell-being”向上を目指す新たな実証実験を開始しました。

この実証実験では、NTTが開発した働く価値観に着目した測定・分析技術を活用します。社員一人ひとりが自身の「はたらく価値観」を深く理解し、それが所属する組織のミッションとどのように結びついているかを考える対話プログラムを通じて、社員の“はたらくWell-being”がどのように向上するかを検証します。

本実証実験の概要

本実証実験は、2023年12月より開始されたアンケート調査に続き、2024年2月からは対話形式のワークが実施されます。

(1) “はたらくWell-being”に関する価値観を調査

パーソルホールディングスの社員約800名を対象に、“はたらくWell-being”に関するアンケート調査が実施されています。この調査では、「働く上で大事にしていること」や「その価値観が現在どの程度満たされているか」といった質問への回答が収集されます。これにより、全社や部門ごとの傾向が可視化され、“はたらくWell-being”とエンゲージメントなどの他の要素との関係性が明らかにされます。

働く価値観に関するアンケートの選択肢

(2) “はたらくWell-being”探求ワーク

有志社員を対象に、自身の価値観を深掘りし、組織のビジョンやミッションとのつながりを考える「“はたらくWell-being”探求ワーク」が提供されます。参加者は、NTT 社会情報研究所の技術に基づくICTツールを活用した個人ワークで自己理解を深めた後、振り返りを通じて探求を進めます。このプロセスを通じて、社員は「自身にとっての“はたらくWell-being”とは何か」を言語化し、組織の中でそれをどのように実現していくか、そしてそのために必要なアクションを明確にすることを目指します。また、企業として社員の“はたらくWell-being”実現に向けた支援策や伴走の可能性についても示唆を得ることを目的としています。

オンラインミーティングで対話する様子

実証実験の背景とこれまでの取り組み

パーソルとNTTは、ハイブリッドワーク時代における従業員一人ひとりの働き方の実現を目指し、2023年11月より“はたらくWell-being”に関する共同実験を開始しました。

この共同実験では、パーソルの人事・人材開発の知見と、NTTの身体性コミュニケーション技術およびWell-being価値観共有技術が組み合わされています。共感や信頼を育むチームビルディングプログラムの開発や、人事・人材開発視点からの評価、多様な働き方の検討が進められています。

2023年度の取り組み

2023年度は、パーソルの新入社員5名を対象に、以下のようなプログラムが実施されました。

  • VRを用いたメタバース空間内でのWell-being価値観共有ワークショップ

  • 自身や相手の心臓の鼓動を手の上の触感として感じられる心臓ピクニック

  • 触覚素材とその素材の感覚が想起させる性格傾向の関係性を名刺サイズの台紙で表現する触感を通じた自己紹介

これらのプログラムを通じて、共感や信頼を育む関係構築や新しい働き方の検討・評価が行われました。

VRヘッドセットを装着し、メタバース空間で価値観共有ワークショップに参加する様子

2024年度の取り組み

2024年度は、ハイブリッドワーク環境下での管理職とメンバー間の心理的安全性確保、相互理解促進、信頼関係の醸成を目的として、NTTの身体性に基づく感情表現技術を活用した1on1面談が実施されました。この面談では、NTTが開発した感情や気持ちを豊かに表現したキャラクターイラスト集「フィーリングキャラクターズ」を用いることで、相手への理解促進や距離感の深まりが検証されています。

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